敦亀通信

奥越散策

更新日:2021/05/11

こけ5月9日、連休後の日曜日である。コロナの猛威が衰えていないので家族と県内ドライブを楽しんだ。目指したのは大野市である。先ず新装オープンした「道の駅荒島」に行った。つい最近オープンしただけあって多くのお客様で賑わっていた。生活支援型というより観光客にターゲットをあてた道の駅という感じである。荒島岳は100名山の一つであり、全国から荒島岳を目指す登山者や観光客が集まるだろう。アウトドアーで有名なモンベルショップでは、アウトドアーでの自炊に必要なコッフエルが目を引いた。昔はアルミ製であったが昨今はチタン製で見た目もスマートだ。欲しかったが、自分が長年愛用している現有品を買い替えようという気持ちにはならなかった。これも年を取ったせいだろうか、、、アウトドアに対する熱意が冷めているからかもしれない。昼食は大野市内に戻り、お好み焼き屋に立ち寄った。色々なお好み焼きを注文しみんなで分け合い美味しさを堪能した。お好み焼き屋を出て六呂師高原に行った。高原を利用し多くの牛を放牧している。のんびりと休んでいる牛の群れをみていると、こちらもコロナのことも忘れのどかな気分になる。六呂師高原から勝山市の平泉寺に行った。義経、弁慶主従も立ち寄った平泉寺はこけコロナのせいで他県からの観光客もまばらであった。しかし境内の苔は圧巻である。こうした美しい苔は地区の人たちが普段からお世話をしているおかげであろう。緩やかな石段をゆっくりと歩き平泉寺の本堂を目指した。拝壇に手を合わせる時、素晴らしい歴史遺産と自然が、いつまでも続くことを願った。