敦亀通信

今回の豪雪

更新日:2018/02/12

平成の豪雪がまだ続いています。2月4日(日)は滋賀県の農産物直売所を回りました。雪深い福井を発ち敦賀に着くと積雪は20cm程度でしたが木の本から長浜は20~30cm、米原、彦根は殆んどない状態でした。明るい陽光の下、好天でしたが北からの寒気をともなった木枯らしは冷たく厳しいものがありました。帰途、北の空を見るとどんよりした雲が立ち込めています。遅くなると猛吹雪も予想されるので温泉に浸かるというのんびりした予定を中止し、少しでも早く福井へ帰ろうと長浜ICから北陸高速道に入りました。木の本を超え県境の刀根あたりから雪が舞い始めやがて猛烈な吹雪となり前が見えません。下り坂で急カーブが続くので緊張の度合いは100%以上となる。運転している長女に「エンジンブレーキを使いながらゆっくり走れ!」と大声で注意を促すも運転している方も必死で本当に心細かっただろうと思います。翌日は月曜日、晩のうちに相当な積雪があり朝早くから家の前の除雪に終われました。その後、会社へ出ましたが雪はやみません。午後になっても猛烈に降っているので終業を早め全社員4時に帰社となりました。この日以降2月6日~2月11日まで土日も一部の社員を除き会社の業務は当直者の℡当番を除き全てストップせざるを得ませんでした。休日となった分のうち2月6日(火)2月7日(水)の2日間については全社員が有給休暇を使うこととし2月8日(木)9日(金)は11日の日曜日、12日(月)の建国記念日による祝日を振り替えとしました。したがって今日2月12日(月)は建国記念日で世間はお休みですが当社は久しぶりに全員出社日となりました。都合のつかない20~30%の社員が休暇を取っていますが、出社してきた社員によってなんとか業務は再開することができました。今回の豪雪について色々な出来事や様々な思いがありましたが別の機会にご紹介できると思っています。個人的な思いですが37年前の56豪雪に比べ肉体的、精神的な辛さは相当厳しいものがありました。しかし、56豪雪時、自分はまだまだ元気盛りの年代であったことを考えるとやむをえないものでしょう。人生100年時代といわれはじめています。心も身体も健やかに生きれるためにこれからも一歩一歩努力してゆきたいと思います。