敦亀通信

微笑みプレゼント

更新日:2018/10/30

人生100歳時代ともいわれ始めた。人間は生まれてから、死ぬまで人と人の間に暮らしている。短いか長いかは色々だろうが、幸せの価値観も色々あるだろう。健康で活き活き長生きできれば最高の幸せであると思う。ただし、そのためには経済的な余裕も不可欠である。

億万長者になることは誰にとっても夢であるが現実的ではない。ほとんどの人は晩年になったとき、お金の面では不自由したくないと考えている。金が無くても幸せに暮らしている人も沢山存在しているということもある。しかし年をとるにつれて増えてくるのは医療費である。若い頃は元気で健康いっぱいの毎日であっても、矢張り身体のあちらこちらがおかしくなってくる。日本は社会保険制度が完備しているといわれるが、最低の自己負担額は必要だ。矢張り生活のため最低のお金は大事であろう。「経済的な成功はその15%が技量や知識によるものであり、残りの85%は相手と心を通わせ相手と仲良くなり相手の信頼と尊敬を勝ち取る能力で決まる」と、何かの本で読んだことがある。

人は自分が会った人を好きか嫌いか、OKかNOかを90秒以内で判断してしまう、ともいわれている。だから人と人が会うとき、第一印象は何よりも重要な決め手になるはずだ。相手が自分を気に入ってくれれば、自分の長所を見てくれる、反対に嫌われたら自分の短所を見ていると思う。

だから、自分の側から相手の心に働きかければ相手の心をつかまえることが出来るのかもしれない。人と会ったら先ず相手の目を見て心から親愛の情をもって微笑みたいものだ。時には、自分の気持ちが面白くないのになんで不自然に笑顔を見せなければならないんだ、というような気持ちになることもある。自然な態度がいい場合もあるはずだ、という気持ちも分かるが、やっぱり笑顔は人間だけが持っている最高の贈り物ではないだろうか。このように云うと、「そういうあんたはどうなのさ!」ともう一人の自分がささやいている。そんな自分を反省し少しでも気持ちの良い微笑みを心がけようと努力してゆこう。