敦亀通信

ひるがの高原ウオーキング

更新日:2023/10/03

2023年10月1日(日)ひるがの高原ウオーキングに妻と娘と参加しました。昨今のコロナ問題で各地のウオーキング大会が中止となっていますが、ここ郡上市 高鷲町のひるがの高原で開催されるウオーキングは第12回を数え今年も大盛況でした。前夜は雨が強く開催を心配しましたが朝には上がり絶好のウオーキング日和になりました。指定された駐車場に車を止めウオーキングシューズに履き替えると身も心も溌溂となりました。会場では黄色のユニホームを着た運営スタッフが8時30分より受付を開始していました。大会参加費一人1,500円を支払い自分の名前を書込むネームプレートと各所で使える500円分のクーポン券と簡単なコース地図を受取ります。有料施設であるピクニックガーデンを自由に出入りできる紙製のリストバンドを腕に巻きます。開会式は岐阜県、北陸、遠くは首都圏からも多くのウオーキング愛好者が集まっています。特に地元の小学校が団体で参加したので、あちらこちらに子供たちの明るい声が弾んでいます。今日の大会はジャパンノルディック・ウオークプレミアリーグ公認大会となっておりノルディックウオーク用のストックを両手に持って歩く人が多いようです。ストックを持ちながら行う準備体操とストックを持たずに行う普通の準備体操を同時に行うので準備体操のリーダーは2人必要となり大変なご苦労でした。主催者側からの挨拶は「ウオーキングでいつまでも健康な人生を心掛けましょう」という趣旨のご挨拶と強い励ましの言葉でした。これを聞きながら「よーし今日も頑張って行こう」という気持ちが全身にみなぎってきます。10時丁度、全員の掛け声「エイエイオー」と片手を空に突き上げ勇躍出発です。今日はひるがの高原の別荘地帯や長良川源流を歩きます。10kと8kの2コースあり、わたしは10k、妻と娘は8kを選びました。私は若い人たちのような身体能力にはついて行けません。だから日頃から毎日、歩行練習をやり若い人たちと一緒に歩けるよう心掛けています。おかげさまで、今回も先導スタッフから遅れずウオーキングを楽しめました。標高1,000mの高原ならではの風景です。大日岳を目の前にしながら道々には色々な秋の草花が咲いています。平地では6月から7月に終わってしまうアジサイがここでは今が盛りと咲いていました。あちらこちらに別荘が点在し希望者に対する宣伝広告があります。中でも「売り物件」と書かれた立派な別荘もありました。見るとまだ新しい物件の様です。きっと誰かが都合で手放さざるを得ない状態となったのでしょうか。前日から別荘に泊まり込みで来られている人たちが見受けられます。庭には洗濯物が干され花壇もきれいに手入れされていました。別荘を持つことは我々庶民にとって夢の又夢ですが、いつの日かかなうといいな、、と思いながらそこを通り過ぎました。別荘地帯を過ぎると、スタッフの方が「今しがた、そこの藪にカモシカがいたんですがね、、、」と声をかけてくれました。残念ながら姿を見ることはできません。やがて折り返し点、長良川源流に到着です。太平洋にそそぐあの大きな大河もここでは数mの幅に過ぎません。ここから折り返しスタート地点を目指します。途中、8kmを歩くグループと合流し分水嶺公園に着きました。今まで共に流れて来た水流がこの地点で太平洋と日本海に分かれるポイントを見ていると人間社会の出会いと別れも同じかな、、、と少し感傷を感じました。分水嶺は158号線に面しており多くの車が行き交っています。お昼前にはスタッフの皆さんの拍手を受けてスタートゴールに帰ってきました。本部のテントで「完歩証」を受取り次はガラガラ抽籤です。私は籤運に弱く、当たったことは滅多にありません。どうせ白い球が出てくるだろうと思いながら抽籤機を回すとなんと青い玉です。スタッフから「おめでとうございます」と大きな声で祝福を受け鐘が大きく打ち鳴らされました。ちょっと恥ずかしかったですね。商品はウエストバッグかスポーツバッグどちらかを選べます。私は黒いスポーツバッグを頂戴しました。ウオーキングも楽しかったが、ラッキーなプレゼントで正直嬉しかったです。やがて妻と娘も帰ってきました。妻も抽籤機を回したところ、今度は黄色の玉です。今日は何という良い日でしょうか。こちらは黄色いスポーツシャツを頂くことができました。お昼になったので500円クーポン券でフランクフルトとポテトチップスを買い今日のランチとしました。多少ハードな運動をしたので、これでは不足かと思いましたが美しい景色と籤運に恵まれた喜びの中で十分美味しく頂きました。帰りは温泉に入って疲れた筋肉を癒しおまけに15分、200円のマッサージ機も楽しませてもらいました。今日の良き日を忘れません。