敦亀通信

2021/12/23 明日の人間社会を信じたい

大阪 曽根崎での惨事について連日報道が続いています。なぜこんなことが起こるのでしょうか。いわば、何らかの原因で生きるのが嫌になった人間が関係のない他人を道連れにするものでしょうか。聞くところによると、火をつけた後、被害者…続きを読む

2021/09/07 ラブユー東京

七色の虹が消えてしまったの、、、で始まるラブユー東京は1966年発表と共に当時のベストセラーとなった。 軽快で少し哀調を帯びたメロディで今でもカラオケの人気曲である。夜勤のひと時、工場の外へ出て夜空を眺めながらこの歌を口…続きを読む

2021/08/04 湖畔の宿

木ノ本トレイルという山並みがある。滋賀県木之本町から福井方面に北上し今庄町まで多くの山並みが続いている。中には横山岳のように1,000mを越える山もあるが多くは1,000m以下で比較的穏やかな山々が連なり熟年者向きの山々…続きを読む

2021/06/09 今では到底できない

山にはいろんな思い出がある。古い記憶のページをたどってみよう。いくつの時だったか思い出せないが、私はA山岳会の会員であり数人のグループで荒島岳に登っていた。季節は厳冬期であり頂上との中間点、シャクナゲ平を超すと全くの銀世…続きを読む

2021/06/01 月の砂漠

以前のことだが日経「私の履歴書 第26話」で兵庫県立大学理事長 五百旗頭 真(いおきべまこと)氏が奥様との死別について語っていた。ガンに侵され死期が迫っている奥様との一夜、奥様が眠れないので一緒に歌を歌いたい、とおっしゃ…続きを読む

2021/05/11 奥越散策

こけ5月9日、連休後の日曜日である。コロナの猛威が衰えていないので家族と県内ドライブを楽しんだ。目指したのは大野市である。先ず新装オープンした「道の駅荒島」に行った。つい最近オープンしただけあって多くのお客様で賑わってい…続きを読む

2021/04/27 家康とお市の方について新説

日経新聞21‘4.18の文化欄に驚嘆すべき記事が掲載された。なんと織田信長が徳川家康に対し妹のお市の方を娶わせ、お市の方と家康は婚約し床入りも済ませていたということである。発表したのは作家の安部龍太郎である。このことは日…続きを読む

2021/03/29 盲亀浮木

大分前、私はある団体の米国流通業視察のツアーに参加しノースウエスト社のロスアンゼルス・成田便で帰国途上であった。隣席には若者が座っていたが、どこの国の人かな、と思いこちらから話しかけることはなかった。しばらくすると、機内…続きを読む

2021/03/10 18才と81才

先日、ある農産物直売所へ行ったとき、面白い文章が掲示してあった。 見ると、18歳と81歳の比較をしたものである。全部で8つ、それぞれの世代を面白おかしく短文で表現している。読んでみると思わず笑いたくなるような事ばかりであ…続きを読む

2021/02/15 状況に応じ即、反応

今を去る60年近く、私は神戸港でアルバイトをしていた。ワッチマンという仕事である。 神戸港には様々な船舶が行き来する。大きなものでは航空母艦から数万トン級の船舶と大小さまざまな船があった。そうした船の中でも貨物船の割合は…続きを読む