敦亀通信

加齢には華麗にウオーキング

更新日:2018/01/31

自分では意識していないが、近頃身体のあちらこちらから信号を発するようになった。

信号といっても歓迎できない「加齢信号」である。ある日、突然目の上に蚊が飛んでいるように感じた。しかし実際には何にもない。ああこれが話しに聞いていた飛蚊症というものだな、、、と思いとりあえず専門医にかかった。深刻なものもあるとのことであるが私の場合は単なる加齢によるもの、ということである。そういえば先日まで胃の不調で胃カメラで診てもらったときも「年のせいです。」といわれてしまった。思えば還暦はとっくに過ぎて孫もいるのだから仕方がない。これからは年相応に生きて行こうと思っている。私の場合、今まで仕事以外では登山一筋できたのであるがウオーキングの分野でも回数を増やしてゆこう。先日、ウオーキングをテーマとした講演会があり拝聴した。ウオーキングの利点であるが沢山あるので要点のみ紹介しよう。先ず血流量が増加する、冷え性が改善される、余分な脂肪を燃焼できる、ダイエットがすすみ、ホルモンバランスが整う、おまけに悪玉コレステロール値の減少、ボケ防止、骨密度向上、免疫力向上、内蔵活性化、便秘改善、脳のリラックス効果、、、、、いい事ばかりである。

次にウオーキングのポイントは姿勢であるとのこと、ほとんどの人が歩く姿勢に歪みがあるという。首が左右どちらかに傾いている人が多い、顎が上がっている、肩の高さが左右で異なる、猫背、O脚、下のほうばかり見て歩く、靴の踵の外側ばかり減る、、、等、簡単に感じられる姿勢も上手く出来ていない場合が多いとのこと。1日1万歩は歩きたいものだが、毎日続けるのは大変だ。私の場合、毎日歩くコースを決めている。およそ1時間、距離にして6kメートルを早朝か夜、寝る前に歩いている。歩いているとお仲間が多い。朝なら「おはようございます」夜は「こんばんは」の挨拶を交わすのであるが、時たまこちらが挨拶しても黙ったままの人もいる。こんなとき腹を立てずに挨拶が苦手な人も居るのだな、、、というぐらいに軽く考えるべきであろう。